東洋医学や漢方を用いた治療をお考えなら、長年の信頼と実績ある下山薬局(倉敷市)へご相談ください。

身体に良いお風呂の入り方

身体に良いお風呂の入り方

冷えは万病の元!お風呂で充電しましょう!……  

曇りのイラスト

 本日のお話しはお風呂の入り方です。先週の11月7日は立冬と言うことで、暦の上では冬到来でございます。岡山県では、今年の夏の日照時間が50時間でした。毎年の平均が200時間あります。過去最低の日照時間で90時間でしたところを、大幅に記録更新をいたしました。皆さん夏の間、太陽による陽気・エネルギーの充電が出来ておりません。ですから、風邪、神経痛、皮膚病なども悪化してこられる方も増えてきました。漢方の世界では、現代病は全て冷えからといつも過言ではございません。とにかく体を温めて、免疫力を上げることが大切です。本日は、病気やアレルギーの改善に役立つお風呂の入り方、半身浴についてお話しをしたいと思います。もう2回ほどお話しをさせて頂いておりますが、大反響で、毎回お問い合わせもたくさん頂きました。継続されている方は、体調が良くなった。風邪を引かなくなりました。というお声を頂いております。もちろん当店のお客様でも喜んで頂いております。

42度のお風呂に入ったら!?……  

風呂のぼせ

 人体の温度センサーは皮膚と脳にあります。皮膚の温度センサーは外気温を認識します。脳の温度センサーは体内を循環する血液の温度を監視して深部温度を認識しています。
 皮膚の温度センサーは高温環境による火傷などの危険に備え、「熱い」と感じれば、危険からの避難行動や冷却反応につながり、体内への熱の流入が拒否されることになります。また、皮膚への温度刺激は交感神経を興奮させることにもなります。
 一般的に日本人は熱いお風呂を好みます。42度のお風呂に入った場合です。皮膚への温度刺激で交感神経が刺激され「しゃきっと」した感じになり、熱いお湯に対する冷却反応でいきなりたくさんの汗が流れるのが気持ちいいのでしょう。ビールの味も格別です。しかし、それでは、体は熱を受け入れず、芯から温まることにはなりません。又、交感神経が興奮し血液はドロドロになりがちです。

40度で15分間入浴する方法!……  

40度 72解像度

 ぬるま湯に浸かったのではお風呂に入った気がしないというのが一般的な日本人の感覚だと思います。しかし、ぬるま湯の方がしっかり芯まで温まることになります。40度のお風呂に15分間入る方法です。ぬるま湯は皮膚の温度センサーが危険を感知せず、熱いとは思いません。そのため皮膚が熱を拒否することはありません。「ぬるい熱」が徐々に体に浸透していき、皮膚の近辺の血管を流れる血液を緩やかに温めていきます。温められた血液は全身を循環し、体の奥深くまで受け入れた熱が運ばれることになります。こうして体の芯まで温度がゆっくりと上昇していきます。全身の隅々まで流れる血液の温度が2度ほど上昇し、体の深部温度が38~39度くらいになりますと、高温に弱い脳への危険を回避するために、脳の温度センサーが働き、発汗などの冷却反応が始まります。

40度で15分間入浴すると、腸も元気になる!……  

腸美人は、超美人

 ぬるま湯でゆっくりと体の芯まで温めるときは交感神経を興奮させることにはなりません。血液はさらさらの状態になりなす。又、汗もベトッとした汗ではなく、さらっとした汗になってきます。低温でじっくり体を温めることが、身体の深部温度を高めることになり、内蔵の温度が高まり内臓の活性化につながります。特に腸の温度を上げることは、乳酸菌の活性化にはかかせません。乳酸菌が元気になりますと、人体にある消化酵素では消化できないものを分解発酵し、腸内に悪いものが残りにくくなります。

40度で15分間入浴すると、5つの利点!……  

お風呂冬40度15分間夏38度で15分間

 お風呂に浸かってゆっくり体を温めていきますと、
①脳内には快楽ホルモンのエンドルフィンが誘導されます。痛みなどが緩和されるとともに、ストレスで委縮しがちな視床下部をほぐしてくれます。視床下部はホルモンや自立神経のバランスをコントロールする中枢です。ストレス社会の疲れをほぐして、自律神経やホルモンのバランスを取戻せることになります。
②おなかが温まってきますと、肝臓からはトリプトファンという物質が出て睡眠を誘導します。腸の蠕動運動も順調になり快適な朝が迎えられることとなります。
③血流がよくなります。
④汗が出て老廃物の排泄が促進されます
⑤全身の細胞の中に「熱ショック蛋白質」といわれる蛋白質がじわじわと数も種類も増えていきます。このタンパク質が、傷(いた)んだ細胞や遺伝子を修復してゆくという報告がされています。
 低体温の解消・ダイエット・糖尿・アルツハイマー・がん・C型肝炎・うつ病・アトピー、アレルギー、神経痛・リウマチ・腰痛・膝痛・がんの疼痛などの緩和に役立つと言うことが実証されています。私がいつも体を冷やしてはいけません。暖かいものを食べましょうと、言っていることの裏付けが科学的に証明されているのです。もう一度、おさらいです。冬は、40度、夏は、38~39度のお湯に入って、15分間温もりましょう。是非、無理をせずにお試し下さい。



倉敷市下山薬局

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