東洋医学や漢方を用いた治療をお考えなら、長年の信頼と実績ある下山薬局(倉敷市)へご相談ください。

子宝相談は漢方薬の得意部門

子宝相談は漢方薬の得意部門

女性不妊症と男性不妊症……  

子宝1

 今週は、漢方薬の得意な部門の不妊症、子宝相談についておはなしいたします。
 アトピー性皮膚炎などのアレルギーのご相談も多いのですが、十年ぐらい前から、お子さんに恵まれない子宝相談も大変増えてきております。この問題では、女性の体の問題もありますが、昔と違い男性の体の問題も最近では大きく取り上げられており、ご夫婦お二人で真剣に考えて頂きたい問題です。データによれば、男女双方に問題がある場合が25%となり、女性が原因の不妊症が43%、男性の原因の不妊症が25%と言われています。男性不妊の原因は精液に異常がある場合が大体8割をしめており、そのような場合精液の見た目も普通で、痛みなどの症状は全く無いので、奥さんが産婦人科を受診して異常がなく、何度も説得されて仕方なく男性が精液検査をして初めて男性不妊がわかることがほとんどです。

漢方薬で体作りをしましょう。……  

子宝2

 女性に於きましては、まず生理が整い母親としてふさわしい体になることが一番大切です。漢方の世界では、瘀血といいまして血の滞りがあるとそれが妨げとなり、末梢の血液循環が悪くなります。それが生理痛の原因となったり、生理不順の原因になります。子宮筋腫などはそれの最たるものです。その瘀血を流すこともまずひとつ大切なことになります。流産を繰り返す人もまずその瘀血を流すことにより、流産癖を改善することができます。またストレスの問題などにより生理周期やホルモンバランスを崩すことなども漢方薬により整えることが出来ます。それと一番難しいのが、子どもを授かるには、体を栄養しなければなりません。女性にとっては、良い卵子、卵を作る事が大切になります。また男性にとっては良い精子を作ることが大切になります。それらは、漢方では腎臓の腎の力をつけないといけません。腎は成長、発育、生殖を主る臓器になります。ホルモン関係と言うことです。生まれつき腎の力を落としていますと、女性においては生理が来ないとか、生理不順が目立ちます。男性に於いても精子の数が少ないとか、運動率が悪いとか、無精子であるとかの原因になります。そのためには腎を栄養する代表的な薬として、鹿の角などがあります。

体を冷やさないことが大切!……  

子宝3天好

 その鹿の角などを代表する補腎薬は高価なもので、もちろんそれを使えれば良いのですが、「増税の前にもっと減らすところがあるでしょう。」というように、「高価な高貴薬を飲ますより、まず体を冷やさない事が大切で、温めることが一番大切ですよ」と言うことが重要です。不妊症もいつも申し上げている陰陽のバランスを整えることが重要だと言うことです。良い卵子、良い精子を作るには、陽がなければ陰(卵子と精子)は出来ません。体を冷やすことが大敵で、体を温めていくこと、冷たいもので体を冷やさないこと、夏だからといって薄着になり、素足やおなかをひやさないことが一番大事なことになります。当店に相談に来られて、どちらかというと体は冷えないというご婦人でも、皆さん体の芯が冷えています。冷えを感じないという方もどうしてそうなるのかは、冷たいものを摂ることが多いために、芯が冷えて熱が体表面に浮き上がっている状態なのです。このように体を冷やしている人が、現在多く見られます。男女とも妊娠に必要な温度がない状態です。ですから、平気で冷たい飲み物やアイスクリームを冬でも沢山食べています。皆さんがそうではありませんが、20年前には考えられない現象です。

子宮をふかふかのお布団にしましょう。……  

子宝4ふかふかのお布団

 体温をいかに0.1度 でも0.2度でも上げることが大切かと言いますと、0.1度上がるだけで、体の中の酵素反応は、10倍~100倍反応速度が違ってきます。体内の代謝反応がこれだけ違うわけですから、妊娠の確率も大変違ってきます。いかに基礎体温を少しでも全体的に上げることが大切かご理解頂けるともいます。とにかく当店ではまず体の冷えを取り、温めて、体を栄養することを一番に考えています。そしてホルモン療法をして、疲れている体を立て直して、自然に妊娠する方、また、人工受精、体外受精をする方もいらっしゃいます。疲れている体で、人工受精、体外受精をやり続けても、良い結果が出ないことも多くあります。現在では、不育という卵子が育たない事も問題になっています。妊娠するには子宮がふかふかのお布団になっていないと受精卵は育ちません。せんべい布団ではだめなのです。漢方薬を使うことで体を立て直し、子宮をふかふかのお布団にして、妊娠をしやすくすることは漢方薬の一番得意とするところです。是非、お子さんを望みの方は、あきらめずに、一度漢方薬も合わせることを考えて頂けましたら良いと思います。



倉敷市下山薬局

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