食養生 その1
2013.10.06
カテゴリ:健康知恵袋
食養生 その1
私たちの体は長い歴史の中で、本来食べていたものに対応してきています。例えば欧米ではパンに肉類、乳製品をしっかり食べる。タンパク質は腐りやすいから、早く体外に出せるように、欧米人は、日本人より腸が1メートル短いのです。
日本人はお米と発酵大豆(味噌汁、納豆など)、お野菜は煮たり炊いたり生でも食べるようになっています。タンパク質はお魚が中心の食事を好みました。繊維のものが非常に多く、繊維はなかなか消化できないので腸は長いわけです。ですから、日本人が欧米型の食生活をすると、お腹の中でものが腐りやすく、大腸癌なども増えてきています。
欧米では、『日本食は非常に良い』と日本食ブームが起こり取り入れられています。反対に私たち日本人が、欧米型の食事をしてアレルギーをはじめ、病気になりやすくなっています。当然、本来の「ご飯と味噌汁」という食事に戻そうということになります。味噌、発酵した大豆は非常に体にいいのです。発酵した大豆には独自の良さがあります。もちろん植物蛋白としての栄養素もありますが、発酵大豆には女性ホルモン様作用も出てくるわけです。